防衛軍から捕獲されたれいの前にあおい、わかば、ひまわりが
駆けつけると驚きの色が隠せない3人。
「あんた達、グルだったのね!」
いや…
これはれいが言うセリフじゃないと思うんだが…
防衛軍総司令部へ収監され、特殊隔離施設入りされたれい。
スキャニングなどの解析によってヒトであってヒトで無い存在であり
「黒騎れい」という存在も巧妙に偽造されたものだった。
まだ疑念が残るあかね達4人はみずはの元へ尋ねるも
れいは立派な世界の脅威。
一色博士は7年前の事故で見た別世界からの知性体の事もあるのか
冷静に異なる世界からやってきた、と仮説を立てる。
門前払いを受けた4人はれいのマンションへこっそりと入り
示現エンジンが見える部屋でれいの想いを語っていた。
「アローンを使ってエンジンを破壊する事?」
「そうかもしれないけど…
黒騎さん、どうしてもそうしなければ
いけなかった理由があると思うの」
「もう一度、ちゃんとお話したいな…」
ブルーアイランドを守るビビッドチームたるもの
弱音を吐かずに断固なる信念を持つべき。
あかねとひまわりは示現エンジンには特別な想いがあるだけに
たとえ表向きにでもれいの行いを否定する態度を取るべき。
ただ、れいを責めるだけではダメだけど。
「私、ウソつきって言われちゃった…」
これは本来れいが言うセリフだろうけど、
お互い今までウソを重ねてきたのは本当の事なので
違うかたちでお互い「ウソつき!」と言わせて欲しかったなぁ。
舞-乙HiMEで言うならヴィントブルームが乗っ取られてしまう前の
アリカとニナのようなああいった一瞬でキレる瞬発力を
見せて欲しかった。
一色博士と紫条はれいの調査結果を上層部へ報告するも
非現実的な考えを受け入れない始末。
れいとアローンの出現パターンの波長が相関関係にある事もわかり、
れい自身がアローンを出現させるビーコンのような
役割を果たしているという事。
れいが居る限り、アローンは絶えず出現する。
怒鳴られるように処分を強く要請する上層部に対して
一色博士はそれは違うと否定的立場を取った。
しかし、ここですんなり「罪を憎んで人を憎まず」を選ぶと
今までアローンで苦しめられた一色博士たちが
ホント今まで何やってきたのか、と疑問が浮かんでしまうんですよね。
れいの部屋で夜を明かしたあかね達4人は
れいが本当にアローンを操っていたのか?という答えを
探す為に防衛軍総司令部へ乗り込む。
この時点で重大な犯罪者扱いなのにみずはも止めない始末。
これだと展開に無理がありすぎて、逆にれいが人間離れした
能力で拘束を解くくらいがちょうど良かったのかも。
ここで初めて黒のバレットスーツに装着するとか
見どころが欲しかったですね。
総司令本部へ侵入したビビッドチームの様子は
まさしく旧劇場版エヴァのネルフに侵入する戦略自衛隊のオマージュか。
シチュエーションが先行している感が強いのは否めない。
「何ですって、あかねさん達が!?」
「ようやく来よったかー 思ったより遅かったのう」
「先生、まさか最初から…」
「そうじゃー、私の孫じゃぞ?」
???
一色博士、心境変わりすぎて分かりません^^;
ついにドロイドが出動する事態になり、
あおい、わかば、ひまわりの3人が足止めに入る。
あかねは単身でれいが収容されている特殊隔離施設へ。
ついにれいの前へ辿り着いたあかねは特殊装甲のガラスに
遮られて、れいの前を阻まれてしまう。
「一色あかね…!?
私を笑いにきたの?」
「本当にれいちゃんと友達になりたいんだから」
「言葉では何とでも言えるわ!」
だから、れいがこのセリフ言っちゃダメだって…
ネイキッドラングでガシガシとガラスを殴るも
見事に弾かれ、ふらふらになりながらもれいを説得。
「私の事、何も知らないじゃない!」
「だから私の事、全部教えるから!!」
二人の心が通じ合ったのか、強固なガラスを破壊するあかね。
倒れるあかねを受け止めるれい。
「何で… こんな事をして」
「だって…友達だもん。えへへへ…」
和解した二人のもとに一色博士、紫条に加え
ドロイドを倒したあおい、わかば、ひまわりが駆けつけた。
れいに一色博士が7年前に遭遇した知性体の事を話すと
いつの間にか現れたカラスの姿が。
はじまりと終わりの狭間に存在し、全てをあまねく滑る絶対の存在。
示現エンジンは宇宙の理を乱す存在でもあり、人間の手に余るものだと。
そしてれいの存在自身がアローンを送り込まれるキーであり、
れいが殺されるとこの世界が崩壊するトラップにもなっていた事も。
人は水と空気と光、それに加えて友情が無いと生きていけない。
あかね達が教えてくれた、人が生きる為の資格。
反論する一色博士にカラスは代弁者ならぬ執行者となり
修正するべくあかねやれいを襲いかかる。
れいの矢を回収すべく、体内に飲み込み巨大化!!
8枚の黒い大きな羽はアローンの最終進化系を物語っています。
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