2019年10月27日

第247回 「神田川JET GIRLS」 ジェットスキーというニッチなジャンルの野心作

秋アニメがおおかた第4話あたりまで放送された時期に
なるかと思いますが、みなさんはお気に入りの作品は見つかりましたか?

私は前クールと比べて追いかけている作品は多くなり、
今のところ6〜7作品ほど視聴しています。
続編シリーズの安心さも手伝っている部分もありますが、
アニメを楽しむ事はいくつになっても大事だと改めて感じますね。

今回は「神田川 JET GIRLS」をご紹介いたします。

※この記事は約3分30秒ほどで読むことができます。



「閃乱カグラ」を手がけた「KADOKAWA」+「マーベラス」+「EGG FIRM」、
元マーベラス執行役員で同じく「閃乱カグラ」のメインプロデューサーの
高木謙一郎さんが
集結したメディアミックス作品で、来年1月にはPS4にて
レースゲームとして発売されます。

ジェットスキーという題材はアニメはともよりマンガでもなかなか類のない野心作で
「閃乱カグラ」でもあったサービスシーンもあからさまではないものの健在。


スタッフも前述にもあったようなサービスシーンも踏まえた上で
取り揃えており、監督は「聖痕のクェイサー」「VALKYRIE DRIVE -MERMAID-」で
監督を務めた金子ひらく監督。

キャラクターデザイン原案は「COMIC快楽天」などで人気を博した
成人漫画家の鳴子ハナハルさん。
近年では「翠星のガルガンティア」やNetflixオリジナル作品「A.I.C.O incarnation」の
キャラクターデザイン原案を手がけているなど成人誌以外での活躍を拝見いたします。

脚本は「恋姫†無双」シリーズ、「天使の3P!」「ぼくたちは勉強ができない」の
雑破業さん。
かつて「ジュブナイルポルノ」というジャンルを開拓、展開させた方で
PCゲームの美少女アダルトノベルスに大きな影響を与えたほど。
現在はアダルト市場の大幅縮小などもあってか一般向けの作品に
シフトチェンジしています。
今期では本作に加え、「ぼくたちは勉強ができない!」と「あひるの空」と
3作品を掛け持ちされている人気ぶりです。

制作は「神無月の巫女」や「Schhol Days」「健全ロボ ダイミダラー」
「精霊使いの剣舞」を元請けされた「ティー・エヌ・ケー」。

タツノコ系の系統会社でありながら本家では長年成し得なかった
流行を時代に合わせつつ都度で新たなトレンドを開拓していくチャレンジ精神があり、
堅実に成長している制作会社です。
特に「神無月の巫女」は「百合」というジャンルを同時期に放送していた
「マリア様がみてる」と共に広めた功績があって現在も人気は高く
(私も大好きな作品です)、「School Days」ではゲスの極みともいえる
伊藤誠の行動・言動のショッキングさとリアルタイムの最終回が中止となって
差し替えられたボート映像「Nice boat.」の名言が爆発的に話題となりましたね。
AbemaTVではクリスマスに一挙放送をするほど(ある意味間違っているw)
現在でも人気がある作品となっています。


主人公の波黄 凛(なみき りん)はジェットレーサーになるために高校一年生の途中で五島列島から東京へ転校。
他界した母が伝説のジェットレーサーであり、凛も大好きな母を追いかけるように東京へと足を向かうのは自然かもしれません。

ジェットスキーが大好きだったけどやめてしまった蒼井ミサと出会い、
成り行きで私立武蔵野女学園のエース・紫集院(しじゅういん)かぐやと
満腹 黒丸(まんぷく くろまる)のコンビにジェットレースを挑む事になり
本格的にジェットレースの世界へ向き合うことになった。

「ジェットレース」と呼ばれるジェットスキーに似たツーマンセル競技で
片方はジェットスキーを操縦し、片方はウォーターガンで相手のジェットスキーや
水着を攻撃してアドバンテージを得る。

ジェットレースの特性上、マシンのスピードが重要になりますが、
背後を取られるとウォーターガンの的になりやすいデメリットもあり、
パートナーの水着やマシンのウィークポイントを取られやすくなって
一筋縄ではいかないところ。
水着にダメージがあると自動的にパージしていき、肌が露出していくところは
まさにマーベラスらしさが全開で(「安全のため」らしいがぜったいウソでしょw)
第1話でミサが下半身をパージしてしまった時のお尻が光っている演出は
まさに天才クリエイターが成す技でした!!

ウォーターガンの駆け引きもさることながら、マシン特性で「ブースト」があり
相手チームと差を開くこともできるが、エネルギーを大量に消費する
デメリットなどゲームらしさも。

個人的にはコーナーリングの魅せ方が特に感心いたしまして、
徐々に操縦に慣れてきた凛が徐々にコーナーのインコースを取ってきたり、
かぐやたちを引き離すために凛が勝負に出て一気にインコースで抜くなど、
ドキドキする駆け引きも上手い。
神田川の特性上、単調になりがちなコースを変化をつけて
ドキドキとワクワク感が増してきます。
BS11で住之江の競艇中継を観る事がたまにありますが、
コーナーリングではどうしても機体に振り回されて大きく回りがちになるので
技術力は相当なものだと感じています。

田所あずささんが歌うEDテーマの「RIVALS」はどことなく
ミリシタの香りを出しながらも爽快感があり、
本編にぴったりな楽曲で、聴くだけで世界観が想像できそう。

競艇や「F-ZERO」が好きな方は題材から好きになれそうな
「神田川JET GIRLS」、一度観始めると駆け抜けていく満足感間違いなしです!


posted by ケン・サスガ at 00:04 | Comment(0) | アニメ感想(2019年秋アニメ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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