2018年07月16日

第222回 「天狼 Sirius the Jaeger」絶妙な時代設定が魅せる今期最高のアクション時代劇

夏アニメがようやく全てのアニメで放送され、既に第3話が放送されている
アニメもいくつか出始めていますね。
「ISLAND」「七星のスバル」に続いて、夏アニメ3作目は
「天狼 Sirius the Jaeger」をご紹介いたします。
昭和初期の帝都・東京を舞台にしたJAEGER<狩人>と
ヴァンパイアとのアクションバトルストーリー。
故郷を滅ぼされた人狼と人間のハーフである主人公のユーリィの
復讐劇でもあり、「天狼の匣(シリウスのはこ)」を巡る種族間抗争劇。

監督は「CANNAN」「花咲くいろは」「絶園のテンペスト」の安藤真裕監督。
P.A.WORKSと所縁のある監督で、アクションを得意とし、
ロボットアニメの原画もこなすほど。
「絶園のテンペスト」では現代とファンタジーを混合した推理アクションで、
比較的コンセプトも共通点があり、序盤の滝川 吉野を助けた不破 真宏と
エヴァンジェリン山本とのバトルでは真宏の魔法を駆使した加速による踏み込みと
三角飛び、アンジェの射撃による反動や荒くも丁寧な受け身の描写や
ゼロ距離射撃のカットや発射前後のタイミングなど流れるようなアクションは
改めて観ても驚きの連続です。

キャラクターデザイン原案は元カプコン所属の西村キヌさん。
アニメ作品では「OVERMAN キングゲイナー」で同カプコン所属(現在はフリー)で
先輩である安田朗さんと社外で製作に関わるなどゲーム会社時代から
ゲームの枠を超えた活躍は当時ではとても偉業でした。

キャラクターデザインは「プリティーリズム・レインボーライブ」
「KING OF PRISM」シリーズの松浦麻衣さんに加え、
「GO! GO! 575」「MAGI シンドバッドの冒険」の佐古宗一郎さんの二人体制。
佐古さんは「絶園のテンペスト」でも数話作画監督をされ、
安藤監督との繋がりがあります。

シリーズ構成は「レガリア The Three Sacred Stars」
「GO! GO! 575」の小柳啓伍さん。
「メイドインアビス」では脚本の半数を手がけ、「true tears」「 CANNAN」
「花咲くいろは」などP.A.WORKSとも所縁があり、
安藤監督とは「絶園のテンペスト」でも脚本を4話分担当され、
第十話の「タイムマシンのつくりかた」では前半の核心にも関わる
推理と検証に迫った名エピソード。
リアルタイムで視聴した時は左門とのとんち作戦に動きが見え
「おおおおっ!」と唸りましたね。

制作は「CANNAN」「花咲くいろは」「クロムクロ」「ウマ娘 プリティーダービー」のP.A.WORKS。
前クールの「ウマ娘 プリティーダービー」ではスポ根アニメとしても非常に好評で、
間髪入れずバトルアクションのアニメである本作を投入し、ジャンルの豊富さや
作画が常に安定しているスタジオの体力(しかも放送を順延させない)は
ビッグタイトルを手がける大手でも難しいだけに、安心して視聴出来る
強みがある制作会社です。

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posted by ケン・サスガ at 21:50| Comment(0) | アニメ感想(2018年夏アニメ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

第221回 「七星のスバル」 失った6年を駆ける幼馴染の青春群像劇

夏アニメ2作目はTBS、BS-TBSの「アニメリコ」枠で
放送中の「七星のスバル」を紹介いたします。

小学館ガガガ文庫のライトノベルが原作のアニメ化で「暗殺教室」
「最弱無敗の神装機竜」「このはな綺譚」「キノの旅(2017年)」のLarcheが制作。
小道具や背景、作画の安定さは折り紙付きで安心して視聴出来るのが強みです。


※参考記事






監督は演出家の仁昌寺義人さん。
「暗殺教室(1・2期)」では助監督、「ようこそ実力至上主義の教室へ」では
後半から監督補佐を務め、今作で監督作品2作目となります。




シリーズ構成は「MAJOR メジャー」シリーズ、「閃乱カグラ」
「ハイスクールD×D」シリーズ、「このはな綺譚」の吉岡たかをさん。
シリーズ構成と全話脚本を手がける作品やかけもち作品も多く、
全般的に完成度が高いスーパークリエイター。
デビュー作である大人気アダルトゲーム「下級生」からの縁で依頼が多い
アダルトコンテンツだけでは無く、シリアス・スポーツ・日常系など
何でもこなせるのも強みの一つです。

キャラクターデザイン・総作画監督は山本由美子さん。
「ダンガンロンパ3」「ようこそ実力至上主義の教室へ」「このはな綺譚」で
作画監督(補佐も含める)をされ、「七星のスバル」で
初のキャラクターデザインに抜擢。Larche作品のウリである
高品質の作画の安定に貢献され、Larche作品のファンだけでなく
今後注目したいフレッシュなクリエイターです。

また、近年のLarche作品に多く参加されている古参のベテランアニメーターの
もりやまゆうじさんもアクション監修で参加され、新旧スタッフのバランスが
上手く融合し、「重戦機エルガイム」や「バディ・コンプレックス」など
サンライズ作品で周期的に行われている制作スタッフの育成目的も含めた
作品づくりを目指していると推測されます。

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posted by ケン・サスガ at 21:20| Comment(0) | アニメ感想(2018年夏アニメ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月08日

第220回 「ISLAND」さまざまな謎が残る浦島でのミステリアスな多次元劇

今回は、前々回の記事でもオススメ作品としてピックアップした
「ISLAND」を突き詰めて取り上げてみました。

「グリザイアの果実」をはじめとしたグリザイアシリーズを手がけた
フロントウィングのWindows用美少女ゲームのアニメ化で
放映に合わせて7月27日(金)にはPS4版が発売されます。

「月がきれい」「この美術部には問題がある!」など
丁寧でかつ安定的な背景と描写で定評なfeel.が制作し、
監督は「絶対可憐チルドレン」「みなみけ ただいま」
「フレームアームズ・ガール」の川口敬一郎監督。

日常系の作品でもメリハリをきちんとつけて飽きさせない展開を心がけている
丁寧な仕事ぶりは今作でも早速発揮されています。

自称タイムトラベラーの切那は本土とは離れたいわく付きの島・浦島へ漂流し、
多次元なフラッシュバックを過ぎらせながらトラブルに遭遇、そんな中で
同じくタイムトラベラーであるヒロインの御原 凛音(おはら りんね)と
出会い(正確には再会?)、使用人として浦島で過ごすことに。

漂流した切那を発見した枢都 夏蓮(くるつかれん)との出会いで
2度目のフラッシュバックが起こり、これがきっかけで物語が動き始める…
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2018年07月01日

第219回 新作劇場版直前 「K」プレイバック

いよいよ下半期スタートである7月がはじまり、さっそく「ISLAND」と
「はねバド!」が夏アニメの第1号としてスタートします。

今期は本格的に揃い始めるのは第3週からになり、先週、今週と
直前特番などが題材的に組み込まれています。
その中でも今回は7/8(日)からBS11にて一挙再放送が始まる
「K」をプレイバックしていきます。

2012年秋期にMBS系列・アニメイズム枠でスタートした本作は、
主人公である高校生の伊佐那 社(いさな やしろ、通称シロ)が
突如殺人の容疑にかけられ、さらにネットに社にそっくりな人物が
射殺する映像が出回り様々な組織からの逃亡劇から物語がはじまる…

「K」放送の3年後である1995年秋期に2期である「K RETURN OF KINGS」が
同MBS系列・アニメイズム枠で放送、それを挟んたかたちで2014年夏には
1期と2期を繋ぐ「劇場版K MISSING KINGS」が上映。
そしていよいよ7/7(土)から完全新作劇場版6部作が上映、
12月まで新作アニメーションが毎月上映されるアニメ史でも
なかなか見かけないビッグプロジェクトが幕を開きます。

監督は鈴木信吾監督。サンライズやサテライトなどで活躍され、
「K」で初監督作品となり「K」プロジェクトシリーズの作品の制作の合間に
「COPPELION」や「ハンドシェイカー」の監督も手がけています。
また「K」シリーズのキャラクターデザインも手がける他、絵コンテも
全編にかけて手がける仕事ぶりはまさにスーパークリエイターそのもの!

魅力的な世界を創るには欠かせない音楽は遠藤幹雄さん。
DJから作曲家へとなったクリエイターで庵野秀明監督作品の
実写版「キューティーハニー」、TVドラマ「ヤンキー母校に帰る」、
「COPPELION」「双星の陰陽師」などを手がけています。
また、ゲームではKONAMIの音楽ゲーム「beatmania GOTTAMIX」では
5鍵シリーズの名曲と言われている「Manmachine Plays Jazz」をはじめ
「luv foundation」、「beatmania GOTTAMIX2」では「stream」を
楽曲提供しており、古参の音ゲーマーはほぼ間違いなく反応が高いはず。

制作は「生徒会役員共」シリーズ、「COPPELION」「ハンドシェイカー」のGoHands。
サテライトから分社された制作会社で同系列では「IS<インフィニット・ストラトス>」や
「東京レイヴンズ」「ナイツ&マジック」を製作したエイトビットがあります。


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posted by ケン・サスガ at 22:16| Comment(0) | アニメプレイバック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月26日

第218回 2018年夏アニメ 視聴予定作品&ピックアップ作品

BS11では6/28(木)の24時30分に新番組の紹介番組である
「アニナビ☆イレブン」の前編が放送され、夏アニメが
はじまる準備になりつつあります。

少しずつ夏アニメをチェック行っていたので、
恒例の期待値格付けとリストアップをしてみました。

◯超本命枠
少女歌劇☆レヴュースタァライト
ISLAND
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場(3期)
天狼 Sirius the Jaeger

◯本命枠
Phantom in the Twilight
ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王
あそびあそばせ

◯中堅対抗枠
はるかなレシーブ
七星のスバル
ゆらぎ荘の幽奈さん
邪神ちゃんドロップキック
ゾイドワイルド

◯様子見or録画貯め
音楽少女
ハッピーシュガーライフ
すのはら荘の管理人さん

◯春アニメの続投
ガンダムビルドダイバーズ
STENS;GATE 0(シュタインズ・ゲート ゼロ)

◯再放送
機動戦士ガンダム00 ファーストシーズン&セカンドシーズン
K(7/8に1〜3話放送、以後7/11、7/15、7/18で全13話分割放送)
K RETURN OF KINGS(7/22に1〜3話放送、以後7/25、7/29、
8/1で全13話分割放送)

春アニメの続投も超本命枠の2作品に加え、再放送では「K」が1、2期共に
BS11にて夏のシーズン中に一挙放送されます。

女性向けアニメの位置付けではありますが、男性ももちろん楽しめる構成と
キャラメイキングになっており、アクションとビジュアルのクオリティは一級品。
特に1期のOPであるangelaが歌う「KINGS」の世界観とOPのコンテと演出の魅力は
未見の方は是非観ていただきたい作品です。

というわけで前置きが長くなりましたが、夏アニメのピックアップ作品に移ります。
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posted by ケン・サスガ at 23:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする